2,3日前のニュースであるが、Googleが同社のWEBメールサービスであるGmailにAtomフィード機能を取り込むらしい。 ITmediaの記事を以下に引用する。
米GoogleはGmailに幾つかの新機能を導入するもようだ。その中には、Atomシンジケーションフォーマットのサポートも含まれるという。 (中略)同社関係者にこの件に関するコメントを求めたが、返答は得られなかった。だが一見したところでは、Gmailユーザーはフィードアグリゲータで電子メールアラートを設定し、受信できるようになるようだ。Atomフィードには、件名と送信者のアドレス、メッセージの要約が表示されるようになっている。
AtomもしくはRSSの取り込みを図るWebサービスは多い。Gmailがそれを志向するのは不思議ではないのだが、AtomはRSSに比べて通信できる情報の範囲や量が桁違いに広い。
GoogleはこのAtomフィードを使って、Gmailに広告が表示されるのと同じような方法で、AdSenseプログラムのテキスト広告をアグリゲータに送り出すかもしれない。
GmailがAtomないしRSSをサポートすれば、RSSリーダー(上記記事ではアグリゲーター)でメールが読める、ということになる。しかし、ここで(記事の)筆者が危惧しているのは、RSSリーダーに広告を差し込むことも同時にできるようになる、というポイントである。 RSS/Atomの使い道については急速に広がっている。日本でのRSSリーダーの普及率は5%程度(メールはほぼ100%)というが、半年以内に30%近く向上するに違いない、と僕はにらんでいる。
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